日本特有のコロナ禍、コンフィデンス・クライシス、デフレ感

コロナ禍の経済負担は心理的要因か!

コロナ感染による健康被害は先進国で突出して低い日本が何故これほどの経済被害を受けるのか。
健康被害を米国と比べると、100万人当たり累積感染者数は米国10万人に対し、日本6千人、累積死者数は米国1800人に対して日本は104人といずれも米国の16分の1に過ぎない。ワクチン接種が遅れているとは言えこの極端な格差はただ事ではない。
 専門家は健康被害と経済被害の顕著なギャップは感染に対する恐怖心による活動の抑制にあると分析している。
昨年の主要国のGDPは日本:-4.7%、米国:-3.5%、中国:2.3%であり、今年のGDPはそれぞれ2.6%、6.9%、8.5%と予想されている。(出所:OECD)